旭川の学校図書館を考える会(市川詔子代表)が十三日(土)午前十時十五分から、中央図書館(常磐公園内)二階視聴覚室で、小中学校の現場で子どもたちに本を手渡している学校図書館司書の報告会を開きます。

発表するのは三人。加納彰子さんが「本と人をつなぐ学校図書館司書として」、蒔田聖子さんが「写真と展示でつづる学校図書館の今」、三谷智恵子さんが「役立つ図書資料の移管について」と題して、それぞれの立場、視点から報告します。

旭川市は、同会などの粘り強い運動に応えて、二〇〇五年(平成十七年)にモデル校として小学校五校に専任の学校図書館司書を配置。以後、毎年配置校を増やして、現在は五十四人の司書が教師と連携して子どもたちの読書や学び、想像力をふくらませる力を育むことに大きな役割を果たしています。

学校図書館をさらに充実させるための報告会です。参加は無料。本や子ども、教育に関心がある人ならば誰でも参加できます。

問い合わせは、市川さん(TEL34―3333)へ。