第五十七回旭川冬まつりの大雪像を製作する陸上自衛隊第二師団の隊員に、アートホテルズ旭川(七ノ六)と旭川グランドホテル(六ノ九)のスタッフが二十日と二十一日、それぞれ慰問に訪れ、温かい差し入れを振舞った。
アートホテルズ旭川が差し入れたのは、イモ豚ソーセージと野菜がたっぷり入った特製スープと自家製パン二種類。雪像の壁を作る作業をしている宮澤彩耶さん(22)は「温かくてとても美味しかったです。作業のやる気がでる差し入れでした」と笑顔だった。
また、旭川グランドホテルは、道産豚などを使った具沢山の豚汁を差入れし、渡邉洋一郎総支配人が直接手渡した。石田晴香さん(24)は「とても美味しかったです。寒い中の作業なので温かい食べ物は本当に有り難いです」と話していた。
約二百五十人が作業にあたる現場を指揮する三田村直幸協力隊長は、「今年の大雪像は立体的な設計になっており苦労している部分もあります。このように民間企業の方々からの差し入れは隊員の士気も上がりますし、大変有り難いです」と感謝していた。
第五十七回旭川冬まつりは二月六日(土)から十一日(木)まで、石狩川河畔や買物公園などで開催される。