自動車の販売業者や関連団体など二十一社七団体でつくる日本自動車販売協会連合会旭川支部(春光町十、支部長=北村亮・ネッツトヨタたいせつ社長)は十日、交通安全推進大会を開き、無事故・無違反を目指す活動「セーフティーラリー北海道」の結果発表と表彰式などを行った。

 ラリーは昨年七月から十月に行われた。同支部からは三人または五人一組でつくる四百十三チーム(千九百二十四人)が参加し、二百九十三チーム(千七百八十六人)が無事故・無違反を達成。表彰式ではこのうち二十チームに表彰状が贈られた。

 チームでの達成率は七〇・九%で前年比プラス五・六%、また参加人数で見た達成率は九二・八%で、前年比一・七%のプラスと好結果。特に交通事故はゼロで、過去十年にない好成績だった。

 交通違反は百四十一件で、このうち速度超過が百三件(うち三十㌔以上の超過三件)だった。結果報告した同支部交通安全推進協議会副会長の岩木豊二さん(旭川日産自動車社長)は「曜日別に見ると、自動車販売業の定休日が多い月曜と火曜に全体の四五%の違反が起こっています。休みの日の運転に留意が必要です」と講評していた。