旭川永嶺高(内藤佳和校長)は五月三十日、永山地区の町内会が取り組んでいる地域緑化運動「花いっぱい運動」に協力し、学校前の環状一号線沿いの街路樹の周り二十六カ所に、サルビアとマリーゴールドの苗を植えた。

 同校は旭川凌雲高時代から地域の永山十五区第三町内会(上坂望会長)の要請を受け、一九九九年(平成十一年)から毎年、この時期に苗を植えている。

 作業は保健委員、生活委員の男子に有志の生徒が加わって約百人が参加。上坂会長の説明を受けたあと、スコップでナナカマドの木の下に、穴を掘って円を描くようにサルビアとマリーゴールドの苗を丁寧に植えた。

 保健委員常任委員長の中根礼菜さん(二年)は「一年生から三年生まで学年に関係なく協力しあって良い活動になりました。これからは曜日ごとに世話をする人を決め、水やりなどをしていきます」と話していた。