旭川ガス(齋藤隆社長)が主催するガス展が十七日から三日間、旭川地場産業振興センター(神楽四ノ六)で開かれた。

 最新のガス機器やキッチン、ストーブ、リフォームコーナーが並ぶ広い会場に約一万人が来場した。

 「これからも笑顔の暮らしを届けます」のテーマのもと、主要ガス機器メーカーやキッチンメーカー等が出展。各社自慢の機能性や安全性などを来場者にアピールした。十七、十八日に行われたタイムセールでは、ガス展特別価格よりも更に安い限定価格で機器を販売。来場者を喜ばせた。

 今年初めて企画して好評だったのは、旭川ガス社員が大鍋で作る、「おもてなし手作り鍋」の無料サービス。十八、十九日に千食分のキノコ鍋が振る舞われ、両日とも、スタートから一時間半で鍋が空になった。また、屋外テントでは「ガス展めし」と銘打って、市内十一の飲食店が出店。来場者が列をつくった。

 夫婦で来場したという鈴木武司さん(52)は、「ストーブを目当てに来たのですが、キッチンコーナーを見た妻が新しいキッチンが欲しいと言い出したので困っています。ブースにいるスタッフさんに詳しく話を聞いて、もう少し考えてみようと思います」と話していた。