旭川ガス(齋藤隆社長)と日本通運旭川支店(伊藤誠吾支店長)の共同企画「スノーファンタジープロジェクト」が二十一日と二十二日に行われ、旭川盲学校と市内の認可保育園十九カ所に雪がプレゼントされた。

 このプロジェクトは、二〇一〇年(平成二十二年)、暑い夏に子どもたちに冷たい雪を贈って喜んでもらおうと、旭川盲学校に雪を届けたのが始り。今年で六回目になる。

 雪は冬の間、日本通運のコンテナに入れられて、旭川ガスの永山工場に保存。毎年この時期に、雪だるま型の発泡スチロールなどに詰めた雪を届けている。

 二十一日は二十五度を超える夏日。雪が届けられた末広こまどり保育園(末広二ノ十三・山下真実園長)では、伊藤支店長の「今日は雪でたくさん遊んでください」の声で雪遊びがスタート。子どもたちは始めは久しぶりの雪に戸惑い気味だったが、すぐに「冷たくて気持ちいい!」と、満面の笑顔で雪と戯れていた。