旭川明成高校(大野英明校長)の生徒が七月二十二日、旭川点字図書館(七ノ十四・宮崎伸一館長)を訪れ、約一万七千円を寄付した。

 学校祭で生徒が持ち寄った本を販売する「古本市」を開き、その売上金約一万七千円を寄付した。寄付は昨年に続き二回目。

 生徒を代表して同館を訪れた宍戸佑衣さん(三年)は、「今まで点字に関わる機会はあまりありませんでしたが、宮崎館長のお話を聞いて興味がわきました。少ない額ですが少しでも役立てて頂ければと思います」と話した。

 宮崎館長は「資料や辞書などの書籍を購入する費用として大切に使わせて頂きたいと思います。こういう形で明成高校の皆さんと関わることが出来たので、もっと点字への理解を深めて頂く意味でも当館を利用して頂ければ嬉しいです」と答えていた。