大正琴の講師六人で編成する「琴美会セブ・アンサンブル」のコンサートが九月三日(土)午後一時半から、市民文化会館小ホールで開かれます。

 音域の違う六種類の大正琴を使い、息の合ったアンサンブルやソロ演奏など、さすがは指導者と思わせる技術で聴かせます。

 第一部では、多彩なジャンルの楽曲を大正琴で演奏します。曲目は▽シング・シング・シング(スィングジャズ)▽展覧会の絵(クラシック)▽ムーン・リバー(映画音楽)▽黒田節(民謡)▽エルチョクロ(タンゴ)▽コニー・フランシス・メドレー=バケーション、可愛いベイビー他、などを予定しています。

 第二部では、懐かしのラジオ・テレビ番組のテーマ曲や挿入歌をメドレーで演奏します。六人の講師が次々とドラマの主人公になりきった衣装を着けて登場し、パフォーマンスや台詞を交えて演奏します。

 曲目は▽おはなはん▽とんがり帽子(「鐘の鳴る丘」より)▽月光仮面▽柔道一直線▽さらば涙と言おう(「おれは男だ」より)▽サインはV▽渡る世間は鬼ばかり▽聖女たちのララバイ(「火曜サスペンス劇場」より)▽ウィル・ユー・ダンス(「岸辺のアルバム」より)▽地上の星(「プロジェクトX」より)などです。

 今回で八回目を迎えるコンサートです。グループ代表の石田文子さんは「毎回終演後、玄関ホールでお見送りするお客様から『来年も楽しみにしています』との声をいただきます。期待に応えようと、今年もメンバー一同張り切って準備してきました。多くの方々に楽しんでいただけるコンサートを目指して頑張ります」と話しています。

 チケットは千円(当日券あり)。問い合わせは石田さん(TEL080―4045―1890)へ。