サケについて学ぶ講演会「学ぼう川のはたらき」が十日(土)午後一時半から、神楽公民館(神楽三ノ六)で行われます。あさひかわサケの会(寺島一男代表)と大雪と石狩の自然を守る会(同)の主催。

 講師は有賀望さん(札幌ワイルドサーモンプロジェクト共同代表、札幌市公園緑化協会)です。「サケとワイルドサーモンプロジェクトのお話」と題して話します。

 一九五〇年代に絶滅した豊平川のサケは、カムバックサーモン運動(大規模放流)によって八五年には再び自然繁殖が見られるようになりました。近年は年間に千匹を超える親魚が遡上していて、そのうち約七割を自然繁殖の野生魚が占めています。講演ではこうした遡上の状況や、プロジェクトの内容などについて話す予定です。

 聴講無料ですが、資料代として三百円が必要です(高校生以下無料)。申し込みは八日までに福地さん(TEL090―1303―9141、FAX54―2349、 fnjwp883@yahoo.co.jp)まで。問い合わせは寺島さん(TEL・FAX65―1940、 tera2112@potato.ne.jp)へ。

サケ案内人   養成講座 24日開講

 遡上してきたサケについて、見学に来た市民に説明が出来る「サケ案内人」の養成講座が二十四日(土)午前九時から午後四時半まで、神楽公民館で行われます。

 理論研修として「サケの生活と生態」「サケの案内の仕方」などを学びます。実地研修は忠別川のツインハープ橋下で行い、観察の仕方を学びます。

 定員は二十人(高校生以上)。受講料は千円(高校生は無料)です。十九日までに、福地さんに申し込んでください。