宮田玲子さんと宮本直子さん(ともに72)の二人展が十四日(水)まで、こども冨貴堂ギャラリーKIDS(七条買物公園)で開かれています。

 陶芸家の宮田さんの作品と、宮本さんのバラと陶器を描いた水彩画や絵手紙、五十点以上を展示しています。また、宮本さんが制作した「日本国憲法」の前文を刺繍で描いたタペストリーも壁に貼られて存在感を示しています。

 タペストリーは、布絵本を制作している宮本さんが一昨年から作り始め、昨年秋に完成したそうです。「私の好きなバラと、宮田さんの作る陶器。そして何より大切な日本国憲法の三つが、この数年私が作っている布絵本や絵画のテーマです。タペストリーは『何かせずにはいられない』と思い、針を動かしました」と話しています。会場では、憲法とバラを描いた円形の絵葉書も販売しています。

 午前十時から午後六時まで(十四日は午後三時まで)。問い合わせは、同店(TEL25―3169)へ。