料理研究家の星澤幸子さんを講師に迎えて、旭川いのちの電話の公開講座が十一月十二日(土)午後二時から、大雪クリスタルホール(市内神楽三ノ七)で行われます。

 星澤さんは南富良野町生まれ。一九九一年(平成三年)、SТVテレビの「どさんこワイド」の放送開始から二十五年間、毎日生出演して料理を紹介。その数は六千二百品にのぼり、ギネス記録を現在も更新中。北海道の食材にこだわり、誰にでも作れる手軽な料理を考案・紹介し、その独自のスタイルで中高年の主婦を中心に絶大な支持を得ています。

 「おいしく食べよ」「わくわくレシピ」「食べてわかった昆布パワー」などの料理本や「すてきな人は良く食べる」などのエッセイなど多数の著書がある星澤さんが、「しっかり食べて夢をこの手に」と題して話します。

 旭川いのちの電話(TEL23―4343)は一九八〇年(昭和五十五年)にスタート。自殺予防を主な目的に、さまざまな不安や悩みを打ち明けることができずに一人ぼっちで悩んでいる人の“心の隣人”になろうと、ボランティア相談員が二十四時間、年中無休で相談に応じています。

 厚生労働省自殺予防対策補助事業として開く公開講座で、入場は無料です。直接、会場にお出かけください。開場は午後一時半です。問い合わせは、いのちの電話事務局(TEL25―2143)へ。