十四人の作家が描いた大雪山の作品を展示する「神々の遊ぶ庭~大雪山の四季を描く2016」展がギャラリーシーズ(市内旭町二ノ三)で開催中です。

 アイヌの人たちが「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んだ大雪山は、多くの作家たちの創造力を刺激し続けてきました。旭川と近郊を拠点に活動する作家たちの〝それぞれの大雪山〟を紹介する同ギャラリー恒例の企画展です。

 出展作家は、▽日本画 板津邦夫▽水彩画 高松秀人▽洋画 板谷諭使、川口幸和、菊池潤子、齊藤健昭、高橋三加子、中西清治、萩原常良、盛本学史▽版画 遠藤亨、渋谷正己▽特別展示 伊藤たけし、高橋北修

 画廊を主宰する久木佐知子さんは、「戦後の旭川美術界をけん引してこられた伊藤たけしさん、高橋北修さんの作品も特別展示します。お二人とも大雪山の画家として親しまれた方たちです。また、今年度の旭川市文化賞を受賞された中西清治先生は『秋韻・大雪』を出展しています。ぜひ、大雪山の四季を眺めにご来場ください」と呼び掛けています。

 入場無料。十四日(月)まで。問い合わせは、同画廊(TEL53―8886)へ。