まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で、あす十六日(水)から「歴史を学び、未来を考える市民講座」が始まります。来年二月までの連続講座。三和商店街振興組合の主催です。

 まちなかぶんか小屋は、これまで旭川の歴史に詳しい人や、買物公園で代々商売をしてきた商店主などと交流する企画を行ってきました。また、「旭川の歴史をもっと知りたい」と話す三、四十代の声も多く寄せられてきました。今回は、歴史から学ぶことでまちに誇りを持ってもらい、未来へのまちづくりにつなげることを目的に、全八回の講座を開きます。

 時間はいずれも午後六時半から同八時。開講日と講師は次の通りです。

 ▼十一月十六日(水)「屯田兵と旭川の歴史(明治中期・後期)」上田良博さん(旭川兵村記念館館長)▼同二十五日(金)「第七師団と旭川(明治二十四年から昭和二十年)」平塚清隆さん(元北鎮記念館館長/現・旭川まちなか交流館館長)▼十二月九日(金)「旭橋と旭川のあゆみ(昭和初期から昭和四十年代)」岡本達哉さん(旭川博物館学芸員)▼同二十一日(水)「明治、大正、昭和を通した旭川の歴史」斎藤傑さん(旭川学研究会事務局長・三浦綾子記念文学館副館長)▼二〇一六年一月十二日(木)「創業九十年の老舗店主が語る旭川の商業史」江口健二さん(江口日曜堂店主)▼同二十日(金)「常磐公園、買物公園と僕の青春時代」加藤雄太さん(カトーカメラ専務)▼二月九日(木)「ブラタカフミ!旭川の面白さ発見!」佐野高史さん(歴史&レコード評論家)▼同二十三日(木)「旭川の課題と可能性について」浅沼大樹さん(旭川大学経済学部経営経済学科准教授)

 参加費は各回五百円(資料代)。定員四十人。事前申し込みが必要です。

 申し込みと問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL23―2801)へ。