本紙に「暮らしの隅を彫る」を連載中の岩崎彩香さんの作品展「旭山動物園を彫る」が十六日(木)から三月十七日(金)まで、モンベル大雪東川店(東川町東町一・道の駅ひがしかわ「道草館」隣)で開催されます。

 旭山動物園のペンギンやアザラシ、フラミンゴ、リスなどを描いた作品約三十点を、それぞれの動物の解説付きで展示します。

 岩崎さんは一九八五年(昭和六十年)旭川生まれ。札幌の大学を卒業後、旭山動物園で約五年間、デザインや事務、そしてペンギンの飼育係を務めました。現在はゴム版画を使ったイラストを描きながら、主婦業とパートに奮闘中です。

 「旭山動物園は、ただ動物を見るだけでなく、生態の情報や豆知識があると、より楽しく、より満足度が上がりますよ。ちょっとだけスタッフとして勤めた私が、楽しみ方や魅力をお伝えします」と、岩崎さんは意気込みを話しています。

 入場無料。午前九時から午後七時まで。問い合わせは、同店(TEL82―6120)まで。

 また期間中の、十九日(日)、二十五日(土)、三月五日(日)、三月十一日(土)の午前十一時から午後三時まで、岩崎さんが在廊しています。作品や動物についての解説を、直接聞くことができますよ。

坂東園長とのトークショーも開催

 十九日(日)午前十一時からは、岩崎さんと坂東元・旭山動物園園長のトークショーが同店で行われます。旭山の魅力、動物たちの見どころを、たっぷり語り合います。入場無料、予約は不要です。