第五回「“雪の降る街を”旭川冬の写真コンクール」で、土橋平哉さん(81)の作品「雪舞うゲレンデ」が金賞(旭川市長賞)を受賞した。

 今月一日の夕方、サンタプレゼントパークで撮った写真だ。土橋さんは「“雪の降る街を”を強く意識し、大雪の日に撮影した一枚です。フラッシュを当てて、降る雪をしっかり撮ろうと考えました。ナイターの灯りがともったばかりの時間帯で、これよりもう少し遅いと空がネズミ色になりますが、まだ空にわずかに太陽光が残って狙い通りになりました」と話す。

 本格的に写真を始めたのは七十歳からという土橋さん。同コンクールでは初めての入賞だ。「これまで三回ほど応募しましたが、まさか金賞とは。驚きました」と喜びを語った。

 コンクールには二百三十三人から五百三点の応募があった。金賞の土橋さんのほか、銀賞は浦島寛さん、銅賞は嵯峨学さん、旭川プロバスクラブ賞は池永靖子さん、キッズ賞は峯田昂希さんの作品がそれぞれ受賞した。奨励賞の受賞者は次のとおり(敬称略)。

 吉田清治郎、立川孝二、白井暢明、福本英之、習田典宏、板垣吉春、伊藤武、米山宏、池田政人