上野千鶴子さん
(菅野勝男さん撮影)

 上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)による「自分らしい老後の生活をつむぐ~家族に代わるあらゆる資源と繋がって」と題した講演会が五月十九日(金)午後二時から、市民文化会館(七ノ九)小ホールで行われます。あさひかわ福祉生活協同組合(萩原信宏代表)の主催。

 上野さんはフェミニストとして知られる社会学者で、家族社会学やジェンダー論、女性学などが専門です。著書に「おひとりさまの老後」(法研)や「男おひとりさま道」(法研)、「おひとりさまの最期」(朝日新聞出版)などがあります。

 福祉生協は「年齢や経済的理由による区別なく、生活者が主体性を持って自分らしさを大切にした暮らしを営み、人間としての尊厳を保ち、人生におけるそれぞれのステージで輝く生活を送れること」の実現をサポートするため、二〇一五年に設立されました。訪問介護や保育園、クッキングサロンなどを運営しています。上野さんの話から、こうした思いを実現化していくために企画された講演会です。

 参加費は五百円(資料代)。参加を希望する人は直接会場へ。

 問い合わせは、同組合(TEL73―6673)へ。