旭川文学資料館(市内常磐公園・常磐館内)は九日(火)から、企画展「旭川東高校文芸部 俳句甲子園を駆ける」を開催します。

 旭川東高文芸部は、毎年八月、愛媛県松山市で開かれる「俳句甲子園」に連続十四回出場し、二〇一五年には準優勝しています。

 企画展では、俳句甲子園の様子とともに、同校文芸部の活動の歩みを入賞作品や写真などで紹介します。また一二年と一三年に出場し、現在、中央俳壇で活躍している堀下翔(かける)さんにスポットを当てた展示もあります。堀下さんは「里」「群青」同人で、筑波大学に在学中です。

 俳句甲子園の同校文芸部の一五年・優秀賞作品に「ポケットに牛舎の鍵や草の露」(柳元佑太)、「台地割るやうに初蝉羽化したる」(荒井愛永)、一六年・入選作品に「林檎園空より空の迫り来る」(藤田そら)があります。

 七月二十九日(土)まで。開館時間は毎週火曜~土曜、午前十時~午後四時。休館日は日・月曜と祝日。

 問い合わせは、同館(TEL22―3334)へ。