楠本路子さん

楠本路子さん

 シンポジウム「訪日外国人について理解する(中国編)」が十八日(日)午後二時から、旭川市国際交流センター(一条買物公園フィール旭川七階)で行われます。グローバル教育・多文化共生推進ネットワーク(小野寺徹代表、旭川藤女子高特任講師)の主催。

 訪日外国人の来道者数は昨年二百万人を超え、中でも中国大陸からは最多の五十五万人が訪れました。観光ニーズは“爆買い”から体験型へと変わりつつあります。早いスピードで変化している中国の人々について知るきっかけにしようと開くシンポジウムです。

 話題提供するのは、あさひかわ新聞でコラム「北京あれこれ」を連載している楠本路子さんです。一九六七年(昭和四十二年)旭川市生まれ。北京でユースホステルとコンサルティング会社を経営しています。楠本さんから、いまの中国の人たちの考え方などについて話を聞きます。

 楠本さんの話を受けて、六人のパネリストが意見を述べます。パネリストは、中国人の曹明亮さん(ホテルWBFグランデ旭川勤務、旭川大卒、山東省出身)とアミラアリムさん(旭川医科大学大学院留学生、新疆ウイグル自治区出身)。このほか、旭川市とハルビン市の青少年交流事業に参加した長尾陸さん(旭東高二年)、市内の飲食店から門前伸之介さん(居酒屋旭一)、佐々木篤さん(居酒屋ダイニングポシェ)、宿南美和子さん(カフェトット)が参加します。四時半ごろに終了の予定です。

 参加無料。申し込み、問い合わせは小野寺さん(onodyworld@gmail.com)へ。