ビオラ奏者、近衛剛大(このえ・たけひろ)のコンサート「ビオラの響き」が七月一日(土)午後二時から、雪の美術館音楽堂(南が丘三ノ一)で開かれます。

 熊本城復興支援チャリティーコンサートと銘打って、入場料の全額が熊本県に寄付されます。発酵食品のオリーゼ本舗(佐賀県唐津市)の主催。

 近衛は一九九七年、アムステルダム生まれ。四歳からヴァイオリンを始める。二〇〇三年にハーグ王立音楽院幼少クラスに入学。〇七年、双子の姉・麻由とともにアーススラウス音楽コンクールで一位と大賞を受賞し、バッハの「二つのヴァイオリンの為の協奏曲」を演奏。三千人以上の聴衆を集めたこの野外コンサートの模様は国営テレビで同時中継されました。二〇一五年、クリスティーナ王妃コンクール優勝、二〇一七年アムステルダム・ビオラ・コンクール最年少優勝の実績を持つ天才少年です。

 旭川出身のピアニスト、鳥谷部美帆が賛助出演します。

 入場料は千円。全席自由。問い合わせはオリーゼ本舗(TEL0120―05―8100)へ。