大正琴の講師六人で編成する「琴美会セブ・アンサンブル」=写真=のコンサートが九月二日(土)午後一時半から、旭川市民文化会館小ホールで行われます。

 さすがは指導者と思わせる演奏で聴かせる大正琴のコンサートです。音域の違う六種類の大正琴の音色を重ね合わせて、表現力豊かに演奏します。

 第一部では「千本桜」「鉄道員」「愛の挨拶」「望郷じょんから」「ビートルズメドレー」などを演奏します。

 第二部の「歌謡メドレー」では、六人のメンバーが懐かしのヒット曲の歌手になりきった衣装で次々と登場、演奏します。「寒い朝(吉永小百合)」「四つのお願い(ちあきなおみ)」「まちぶせ(石川ひとみ)」「学生街の喫茶店(ガロ)」「卒業写真(荒井由実)」「ペッパー警部(ピンクレディー)」「釧路湿原(水森かおり)」などを演奏します。

 代表の石田文子さんは「九回目のコンサートです。今回もお客様に喜んでいただける選曲を心がけました。時間を忘れて楽しめる演出で、懐かしさと音楽の素晴らしさをお伝えします。最近の話題曲では『あいたい』(林部智史)がイチオシです。また美空ひばりの『リンゴ追分』では、曲のイメージは変えずに、五種類の大正琴と弓を使う奏法を取り入れ、哀愁漂う演奏に仕上げています」と来場を呼び掛けています。

 チケットは千円(当日券あり)。問い合わせは石田さん(TEL080―4045―1890)へ。