「経営者のためのM&A(企業の合併・買収)セミナー」が二十六日(火)午後一時半から、旭川商工会議所(常盤通一)二階ホールで開かれます。同会議所の主催。

 二〇一六年に道内で廃休業・解散した企業は約二千百社。その要因は、地域経済の先行き不透明さと後継者不足にあるといわれています。企業存続と発展の実現のため、M&Aについて具体的な成功事例を学ぶのが目的です。

 一部は、日本M&Aセンター札幌営業所の木島龍哉所長が、「北海道の中堅中小企業の実情」と「道内の成約案件紹介」をします。

 二部は税理士法人小城会計事務所の増田弘志税理士が、美唄市に本社を置く岸本組の岸本友宏社長から、札幌の下請企業を買収したケースについて話を聞きます。「なぜM&Aに取り組んだか」「M&A後の状況」「M&Aを進めながら考えたこと」「従業員、取引先の反応」などの具体的な内容です。午後四時ごろ終了の予定です。

 二部終了後、個別の相談にも応じます。

 参加は無料。参加を希望する人は会社名・電話番号・参加者名・個別相談の有無を電話かファクスで申し込むこと。

 申し込みと問い合わせは、同会議所経営支援課(TEL22―8414、FAX 22―2600)へ。