国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の北海道における取り組みをテーマとした講演会が十一月十二日(日)午後一時半から、道教育大学旭川校(北門町九)の講義棟(L棟)L三〇一教室で行われます。日本学術会議北海道地区会議(寳金清博代表幹事)の主催。

 二〇一五年に国連で採択されたSDGsは「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「安全な水とトイレを世界中に」「住み続けられるまちづくりを」など二〇三〇年までに達成すべき十七の目標と、それに付随する百六十九のターゲット項目からなります。この講演会では、十七の目標の一つ「質の高い教育をみんなに」とそれに関連するいくつかの課題に焦点を当てます。プログラムは次のとおりです。

 ▽午後一時四十五分~ 講演「SDGsと学校教育」講師=氷見山幸夫(道教育大学名誉教授)▽二時十五分~ 講演「ジオパーク活動と地域の自然・歴史教育の重要性」講師=和田恵治(道教育大学教育学部教授)▽三時~ 講演「SDGsとユネスコスクール」講師=小金澤孝昭(宮城教育大学名誉教授)▽三時半~ 講演「サブサハラ諸国における教育と子ども」講師=大津和子(道教育大学前理事・副学長)▽四時十分~ 「総合討論、質疑応答」座長=氷見山幸夫

 無料で誰でも参加できます。申し込みは十一月六日(月)までに、事務局の北海道大学研究推進部研究振興企画課(TEL011―706―2155、FAX011―706―4873、メール suishin@general.hokudai.ac.jp)へ。問い合わせも同課へ。