「旭川に子どもシェルターに開設を」をテーマにした講演会とフリートークが十一日午前十時から、市民活動センター(宮前一ノ三)で行われます。子どもの権利条約旭川市民会議(村岡篤子代表)の主催です。

 札幌の子どもシェルター・レラピリカの開設に関わった弁護士の中島圭太朗さんの話を聞き、「なぜ、旭川に子どもシェルターが必要なのか」を参加者とともに考える学習会です。

 中嶋さんは大坂府生まれ。二〇一二年に札幌弁護士会に登録。子ども権利委員会に所属し、子どもシェルタープロジェクトチームに参加しました。翌年、NPO法人シェルター・レラピリカの事務局長に就いています。

 村岡代表は「旭川にも虐待を受けて、家に帰れない子どもがいます。そのような子どもたちを保護する機関に児童相談所がありますが、そこで救済できない子どもは行き場がありません。子どもへの虐待数が増えているにもかかわらず、子どもを救う場所がないのは、子どもの生きる権利、育つ権利を侵害していると言わざるを得ません」と話しています。

 参加費は資料代として五百円。先着五十人。申し込みが必要です。

 申し込みと問い合わせは、村岡さん(TEL090―5987―4902、TEL・FAX 62―7215、メール bacillusman425@yahoo.co.jpへ。