「『いつもみんなが一緒』が当たり前の社会へ」をテーマにした集いが一月二十一日(日)午後一時半から、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行われます。障害児も地域の普通学級へ・道北ネット(平田永代表)の主催です。

 道北ネットは隔月で例会を開いています。今回は、ゲストとしてNPO法人障害者インターナショナル(DPI)日本会議議長補佐・崔栄繋さんと、NPO法人ピアサポートみえ理事・杉田宏さんの二人を迎えます。

 DPIは障がい当事者の国際組織で、障がいの種別を超えて、障がいのある人の権利と社会運動の確立を目的に活動しています。

 崔さんは一九六六年、東京都生まれ。早大を卒業後、韓国に留学。通訳者・翻訳者を経て、一九九九年、DPI権利擁護センターのスタッフとなり、その後、現職に就きました。

 杉田さんは一九八二年、三重県津市生まれ。生まれつき移動に不自由さがあり、小学校から高校まで普通学級、その後、一般企業に勤務しながら短大へ通う。大学に編入後、市民活動を学ぶため大学院へ。現在、障がいのある人の地域を支えるピアサポートみえに勤務。

 参加者とゲストが、障がいを抱えている人と「共に生き、共に学ぶ」社会について話し合います。

 参加費は、資料代として五百円(学生や子どもは無料)。託児はありませんが、子ども連れでもOKです。

 問い合わせは、同ネット事務局の平田さん(TEL080―9619―3708、メール kkhhesfam@yahoo.co.jo)へ。