突哨山の南端に位置する男山自然公園が二十一日（土）にオープンします。
酒造メーカーの男山（山崎與吉社長）が所有・管理する公園は、面積が約三十二㌶、標高は二百二十㍍の丘陵地です。広大な園内は国内有数の規模を誇るカタクリの大群落で知られています。
カタクリはユリ科の多年草で、薄紫色の花を咲かせます。綺麗な薄紫色に染まる群落は、来園者の心に染み入ります。
園内には春の花々を楽しめる様に全長千五百㍍の散策路が整備されています。カタクリの他にエゾエンゴサクやキクザキイチゲ、フクジュソウなど、春の野花が斜面を鮮やかに染める人気のスポットです。
今年の野草たちの開花は昨年と同時期の見込み。これからの天候にもよりますが、今月下旬から五月初旬にかけて見頃を迎えるとのこと。
入園無料。五月六日（日）までの午前九時から午後五時まで開園しています。
問い合わせは、男山企画課（TEL48―３７７７）へ。
