北国の建築や住まい、まちづくりなどの研究機関、道総研建築研究本部(旧道立北方建築総合研究所、緑が丘東一ノ三リサーチパーク)で九月一日(土)午前十時から、「公開デー」のイベントが開かれます。

 今年のテーマは「こどもと学ぶ暮らしと住まいの科学」。普段は見ることのできない実験施設の見学や体験・工作ブースなどで、楽しみながら「建築・防災・まちづくり」を学びます。

 巨大なバーナー(防耐火壁炉)で家の壁に使われる材料の燃えやすさを比べる実験や、建物に使われているコンクリートや鉄筋はどれくらい強いかの実験、約三百年前の十勝岳の噴火をイメージしたポップコーン火砕流実験、「暖かい家はどう造るのかな?」をテーマに様々な壁の温度を測って調べる実験などなど、盛りだくさんの実験とコーナーが設けられています。

 誰でも参加できます。入場は無料です。午後四時までです。詳しい内容は、同本部のホームページ(http://www.hro.or.jp/list/building/index.html)で。