旭川市を中心に全道各地で音楽活動を続けている演奏家集団「音の輪」(山口健代表)のコンサートが八日(土)午後三時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)音楽堂で行われます。

 音の輪は、一九九三年(平成五年)に結成。様々な分野の演奏家が集い、大雪クリスタルホール音楽堂や神楽公民館の木楽輪ホールで定期的にコンサートを開催しています。二〇一三年(同二十五年)には旭川ななかまど文化賞を受賞。現在は十六人の正会員で活動しています。

 今コンサートでは、写真家・映画監督の今津秀邦さんの作品とコラボレーションします。今津さんが楽曲のイメージに合わせて選んだ写真、映像を舞台上に投影。北海道に生きる動物たちの姿を見ながら、声楽、ピアノ、管楽器、弦楽器によるアンサンブルを中心にしたプログラムを楽しみます。

 賛助出演は、針生美智子(ソプラノ)▽下司貴大(バリトン)▽加藤夏恵(ヴァイオリン)▽西條裕子(ハープ)▽木管五重奏hime。音の輪からは山口代表(チェロ)をはじめ、サックス、メゾソプラノ、ピアノなどのプレーヤー十二人が出演します。

 曲目は、バッハ「シチリアーノ」▽プッチーニ「『エドガール』より“この愛は恥なのか”」▽サティ「ジュトゥヴ」▽「キャッツ」より「メモリー」▽「見上げてごらん夜の星を」など二十曲以上を予定しています。

 チケットは二千五百円、高校生以下千五百円(当日五百円増し)。大雪クリスタルホールと市民文化会館の売店、ヤマハミュージックリテイリング旭川店、カワイ楽器旭川店(オクノ七階)、玉光堂イオンモール旭川駅前店、コーチャンフォー旭川店で取り扱っています。

 問い合わせは音の輪事務局(TEL25―0831、FAX25―0839)、または中島さん(TEL090―1380―6949)へ。