「なぜ今改憲なのか?」と題する講演会が二十七日(日)午前十一時から、カトリック旭川五条教会(五ノ十一)で開かれます。九条の会の〝カトリック教会版〟の一つ、ピース9の会旭岳(浅井繁代表)の主催です。

 講師は、札幌学院大教授の川原茂雄さん。「憲法出前授業」と銘打って、自民党改憲案の趣旨(目的)と問題点を分かりやすく解説します。

 川原さんは、一九五七年、長沼町生まれ。日大文理学部卒。道内各地で社会科の教壇に立ちました。二〇一一年三月十一日の「フクシマ原発事故」をきっかけに、市民に向けて「原発出前授業」を開始。最近は「憲法」をテーマにした出前授業も道内各地で行っていて、その回数は四百六十回を超えます。

 著書に『高校教師かわはら先生の原発出前授業①②③』(明石書店・二〇一二年)、『かわはら先生の憲法出前授業 よくわかる改憲問題』(明石書店・二〇一六年)などがあります。

 会場の五条教会では、午前九時半から、ミサが行われます。一般の方も参加できますし、十一時からの講演会から参加しても構いません。また、午後一時からは、昼食のカレーが用意されます。

 参加費は、大人三百円。カンパは自由です。

 問い合わせは、浅井さん(TEL090―1520―3521)へ。