「あさひかわ未来会議」(代表・原田直彦旭川信金理事長)が、市内中心部の賑わい創出などを目指すプロジェクト「まちなか賑わいSTREETづくり」を進めている。

 未来会議は原田代表を中心に、吉田晃敏副代表(旭川ウェルビーイング・コンソーシアム理事長)や市内企業の経営者らで構成される任意団体。産(業)・学(生)・金(融)が連携して、まちづくりのために行動するのが目的。

 昨年結成され、若者のまちに対する意識を調べるアンケートを実施。高校、大学、三十歳以下の社会人合計二千六百六十八人に向けた質問は、「旭川市の良いところは」や「改めるべきところは」など合計四問。アンケート結果を踏まえ、取り組み始めたのが「まちなか賑わいSTREETづくり」だ。

 買物公園、特に四条以北で、若者が路上で楽しめるパフォーマンスや露店などを企画し、中心部に市民を呼び込む事業が核となる。地域の若者と企業が協働し、市内中心部に賑わいを創出することで、「人」と「商」で賑わう街を目指すプロジェクトだ。

 また、このプロジェクトを通じて、若者に様々な経験や交流を提供し、郷土愛を育んで貰うことも目的の一つになっている。今後、市内高校・大学生を対象に運営スタッフを募集し、三月には企画運営会議を実施。夏には買物公園通りでパフォーマンスを開始する予定だ。