画家の木滑美恵さん(60)が指導する「木滑美恵絵画造形教室」「中央公民館絵画サークル」の作品展示会が十九日(火)から二十五日(月)まで、NHKハートプラザギャラリー(六ノ六)で行われます。

 四歳から八十五歳まで二十二人の生徒たちが、油絵を中心に、水彩、アクリル、パステル、七宝焼など約五十点の作品を出展します。

 今展には、木滑さんが臨床美術士として取り組んでいる「臨床美術(クリニカルアート)」の作品も展示します。芸術療法(アートセラピー)の一つで、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の症状改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる療法です。芸術造形研究所(東京都千代田区)の登録商標で、旭川で一般に公開展示するのは初めてです。

 問い合わせは木滑美恵絵画造形教室(東光十三ノ五、TEL32―1142)へ。