比布町との境界にある突哨山の南端に位置する男山自然公園が二十日(土)、オープンします。

 酒造メーカー男山(山崎與吉社長)が所有・管理する公園は、面積が約三十二㌶、標高は二百二十㍍。雑木林が広がる丘陵地です。広大な園内は国内最大級の規模を誇るカタクリの大群落で知られています。また、大雪山や十勝連峰が遠望でき、眼下には石狩川が流れる景勝地です。

 園内には春の花々を楽しめるように全長千五百㍍の散策路が整備されています。カタクリの他にエゾエンゴサクやキクザキイチゲ、フクジュソウなどが見ごろを迎えると、斜面を鮮やかに染める花の競演が楽しめる人気のスポットです。

 今年の野草たちの開花時期は例年並みの見込み。これからの天候にもよりますが、今月下旬頃にかけて見頃を迎える予想とのこと。

 入園無料。オープン日から五月六日(月)まで、午前九時から午後五時まで開園しています。

 問い合わせは、男山企画室(TEL48―3777)へ。