「朗読フェスティバル」が七日(土)と八日(日)、三浦綾子記念文学館(神楽七ノ八)で行われます。同館の朗読友の会「綾の会」のメンバーが朗読します。プログラムは次の通り(カッコ内は朗読者)。

 ■七日午後一時~三時

 ・第一部 三浦綾子「ナナカマドの街から」より「誕生日」(原田久美子)▽北条民雄「いのちの初夜」(佐々木好江)▽芥川龍之介「蜜柑」(工藤和恵)▽井上靖「グウドル氏の手套」(塩尻曜子)

 【休憩】

 ・第二部 小泉八雲「忠五郎のはなし」(太田みどり)▽梶井基次郎「闇の絵巻」(加藤キヨ)▽菊地寛「仇討」仇討三態 その二(穴水重雄)

 ■八日午後一時~三時

 ・第一部 柴田三吉「旅の文法」より「靴を洗う」「カチャーシー」「ソウルの地下鉄」「草の戸」、堀川正美「堀川正美詩集」より「新鮮で苦しみ多い日々」(平泉美智子)▽宮沢賢治「なめとこ山の熊」(松原君子)▽竹田津実「オホーツクの12ヶ月」より「9月より」(五十嵐憲子)▽さねとうあきら「かっぱのめだま」(松村美智子)

 【休憩】

 ・第二部 中島敦「山月記」(袖山基子)▽芥川龍之介「蜘蛛の糸」(西朋子)▽三浦綾子「片隅のいのち」(中辻明)

 参加は無料ですが、入館料(大人七百円、学生三百円、小中高生無料)が必要です。問い合わせは三浦綾子記念文学館(TEL69―2626)へ。