旭川サイエンス・ラボによる工作教室が十一日、七条緑道で行われた。まちなかぶんか小屋の主催。長年ボランティアで工作教室を続けている、元旭川工業高校教諭の村住俊三さんを講師に、年長から小学六年生の九人が参加した。

 当初は屋内での実施を予定していたが、天気も良く、いわゆる「三密」も避けられるという理由から、緑道に場所を変更して行った。

 今回作ったのは、磁気センサーを使用した「卓上をプロペラで走る飛行機」。はじめに村住さんが、動力となる「振動」や「磁気」の原理について説明した後、子どもたちは各自、製作にとりかかり、機体をシールで装飾するなど、思い思いの飛行機を作って楽しんだ。

 高橋寛虎(ひろと)くん(8)は「まっすぐ走るように作るのが難しかったけど、楽しかった。次も参加したい」と笑顔だった。

 教室は今後も毎月一回、土曜日に開かれる。予定は次の通り。

 ▽八月一日(土)「室内の太陽光でまわるインテリアプロペラ」▽九月十二日(土)「すべるように床を走るホバークラフト」▽十月十日(土)「障害物を見つけると停止する はとポッポ」▽十一月十四日(土)「強力な回転をするふしぎな はだかモーター」▽十二月十二日(土)「クリスマスをもりあげる LED点滅インテリアライト」

 時間はいずれも午前十時半~同十一時半で、参加費は五百円。対象は年長さん以上で、小学校低学年までは保護者の手伝いが必要。

 定員は各回十人で要予約。予約・問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL・FAX23―2801、メール bunkagoya@sky.plala.or.jp)へ。