スウェーデンの口腔ケア用品メーカー、「テペ」の製品を販売する期間限定のポップアップショップが十九日から二十一日までの三日間、五条買物公園のセレクトショップ「ホワイトコラージュ」で開かれた。服を見に来た客が、カラフルな歯ブラシや歯みがきグッズのディスプレイを前に足を止めて、説明を聞いたり商品を買い求めたりした。

 企画したのは、市内に住む歯科衛生士・笹谷結季さん。昨年一月から「はみがきショップハルサ」として、歯みがきの大切さや楽しさを伝える活動を様々な形で展開している。

 一月にギャラリープルプル(七条買物公園)で開催された「だれでもアーティスト うし展」には、歯ブラシで作った「halsaの春うし」を出品。来場者による人気投票で五位に入った。

 先月は、こども冨貴堂(七条買物公園)のギャラリーキッズで展示を行い、歯磨きをテーマにした絵本の紹介やエプロンシアターを実施した。壁には、笹谷さん自作の物語「はみがきスキ」が飾られた。子どもに「歯磨きの大切さ」を伝える絵本が少ないことから作ったという。

 四月三日(土)、四日(日)は、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で行われる「春のぶんか小屋の衣替え」に出展する。

 笹谷さんは、市内の美容室など三カ所に「ハルサコーナー」を設置し、歯ブラシなどを販売している。また、土日は口福堂ふじわら歯科(忠和四ノ五)で口腔ケアを行い、一人一人に合った歯磨きの指導に当たっている。

 口腔ケアなど、活動に関する問い合わせは笹谷さん(メール ywpfp714@i.softbank.jp)へ。(竹内百合)