田村能里子「びわ色の晩夏」素描

 道内ではなかなか目にできない人気作家や、物故巨匠作家の肉筆作品を紹介する特別企画として開催してきた「プレミアム・セレクション展」の開廊三十周年特別バージョンが十三日(水)から始まる。

 アフレスコ画の第一人者絹谷幸二、国内外六十カ所もの壁画を制作した田村能里子、没後も圧倒的な人気を誇る藤田嗣治、昭和の洋画壇を代表する小磯良平、そして現代アートの精鋭、ミズ・テツオ、阿部穣らの三十点余の作品が並ぶ。

 久木代表は「芸術の秋にふさわしい内容だと自負しています。ぜひ、足をお運びください」と呼び掛けています。

 十一月八日(月)まで。午前十一時から午後六時半。入場無料。火曜休廊。問い合わせは、同画廊(TEL53―8886)へ。