市内で五店舗のクリーニング店を展開するスガイランドリー(菅井謙敬社長・近文町二十一)が、自ら企画・製作したオリジナルのランドリーバッグを各店で販売中だ。

 クリーニング店に訪れる客の多くが使う一般的なエコバッグはサイズが小さく、耐久性も良くない。菅井社長が「もっと適したランドリーバッグを開発すればお客さんの利便性も上がり、環境にも良いのではないか」と考えた。

 日頃から「ものを大切にする気持ち」を呼び掛ける同社が採用したのは、国内外の生地メーカーや卸業者から出る余剰生地。その中でも耐久性の高いアウトドアバッグ用のポリエステル一〇〇%の布だ。

 サイズは、ハンガーにかけた衣類が二つ折りで収納出来るように幅六十㌢、高さ五十㌢、奥行き二十㌢にした。紺と白二色のシンプルなデザインで、同社が一九七〇年代に使用していた“昭和モダン風”のロゴをあしらっている。

 菅井社長は「玄関や車に置いておくと活躍してくれる愛すべき脇役バッグです。ぜひお試しください」と勧めている。

 スガイランドリー各店では「地元割引き」で、千二百円(税込)で販売している。今後、インターネットを通じて千五百円(税込)で販売を予定している。(工藤森)