ドキュメンタリー映画『ラ・カチャダ』(二〇一九年、エルサルバドル、八十一分)の上映会が十八日(土)、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で行われます。

 まちなかぶんか小屋映画部会の主催。まちなかぶんか小屋のドキュメンタリーナウⅧの第一弾です。

 エルサルバドルのシングルマザー五人が立ち上げた劇団「ラ・カチャダ」の一年半を追うドキュメンタリー。彼女たちのライフストーリーをもとにした演劇で自分自身の役を演じる中、幼い頃に受けた性的虐待や夫からの暴力、周囲の性暴力への無理解など、女性に対する不当な暴力のサイクルに向き合うことに。植え付けられたトラウマを乗り越え、自らの再生を果たすことができるのか――。

 同会の滝本幸大さん(31)は「見ている私たちも彼女たちから勇気をもらえる作品です。冬になって内面の世界に生きやすくなる時期に、ぜひこの映画を見て元気になってもらえたら」と呼びかけています。
 上映は、①午前十時②午後二時③同七時の三回です。

 前売りチケットは千円(当日千二百円)、会員・学生は二百円引き。まちなかぶんか小屋、こども冨貴堂で取り扱っています。座席数は各回二十席です。

 問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL・FAX23―2801、メール bunkagoya@sky.plala.or.jp)へ。