「コロナ禍と憲法 自由や緊急事態をめぐって」と題する集会が二十九日(土)午後二時半から、札幌市のかでる二・七ホール(中央区北二ノ西七)で開かれる。札幌弁護士会の主催。

 講師は、木村草太・東京都立大教授=写真。『憲法学再入門』『憲法の条件』『子どもの人権をまもるために』などの著書がある憲法学者。分かりやすい語り口で知られる。
 二年に及ぶコロナ禍で、政府は国民に対して、様々な規制や要請を行ってきた。また、自民党など一部からは、コロナ禍を理由に日本国憲法に「緊急事態条項」を入れるべきだとする改憲論も聞かれる。

 いま、コロナ下の人権規制のあり方について、憲法の原点に立ち返って、学び考える集い。講演の後、質疑応答の時間もある。

 定員は二百人。入場無料で、申し込みも不要。オンライン参加もできる。二十八日中に札幌弁護士会のホームページにURLを掲載する。問い合わせは、同弁護士会(TEL011―281―2428)へ。