「山、辺境、少数民族をたどる旅」と題した講演会が九月十日(土)午後一時半から、東川町の複合交流施設・せんとぴゅあⅠの講堂(北町一)で行われます。同町文化交流課の主催。
 講演者の嶋田健さんは、元北海道新聞記者。記者時代の大雪山の取材体験や東川町の思い出、北京駐在時に訪れたシルクロードの国境地帯や少数民族について、嶋田さんが撮影した写真をまじえながら、現地での貴重な体験や背景にあった国際情勢などについて話します。終了は午後三時の予定です。

 嶋田さんは一九五〇年埼玉県生まれ。高校時代に山岳部に入部し、山の魅力に目覚める。埼玉大卒後、道新に入社。札幌、旭川、苫小牧、東京などに勤務。九〇年代、北京に駐在し、シルクロードを含む少数民族地域を取材。二〇一一年、テレビ北海道(TVH)に移り、専務取締役。一五年退社。陸田三郎の筆名で、『中国のクラシックカメラ事情』(朝日ソノラマ)を出版。

 入場料は無料。参加を希望する人は事前申し込みが必要です。定員五十人。

 申し込みと問い合わせは、同課(TEL82―4245)へ(受付は午前九時から午後五時まで)。