科学館の天文スタッフによる、天文・宇宙についての講座「星の教室」が二十六日(日)午後二時から、市科学館「サイパル」(宮前一ノ三)一階の学習・研究室で開かれます。

 今回は「第2の地球発見~太陽系外惑星に生命は本当にいるか?~」と題して、富樫一憲さん(旭川天文同好会会長)が話します。

 観測技術の著しい進歩によって、たくさんの太陽系外惑星が発見されています。その中には、地球ほどのサイズで、地表に液体の水が存在する惑星も多数確認されました。

 さらに、二〇二一年十二月に打ち上げられた史上最大の宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、系外惑星の大気の成分などを詳細に分析でき、大気中に酸素やメタンなどの分子が検出できれば、生命存在の可能性が高まると言われています。

 富樫さんは「もし、地球以外にも高等な生物がいることがわかったら、私たちの宇宙観や世界観は劇的に変わるでしょう。系外惑星の発見・探査について、視覚的な資料を使いながらわかりやすく解説します」と呼びかけています。

 午後四時終了予定。参加無料。対象は小学生以上で、定員は五十人(先着)。参加を希望する人は二十五日(土)までに、ウェブ(https://logoform.jp/form/iLZf/hosinokyousitu)からの申し込みが必要です。

 問い合わせは同館(TEL 31―3186)へ。