生命保険会社の業界団体、生命保険協会(会長=稲垣精二・第一生命保険会長)は、保育所や放課後児童クラブへ資金を助成する「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」を行っています。現在、助成を希望する保育所、放課後児童クラブからの応募を受け付けています。

 保育所や放課後児童クラブの受け皿の拡大・質の向上などが目的で、助成対象は①休日・夜間保育事業、病児・病後児保育事業、延長保育事業、一時預かり保育事業などに必要な設備の整備、備品の購入などに関わる費用、②放課後児童クラブの受け皿拡大や質の向上に必要な設備の整備、備品の購入などに関わる費用。一施設当たりの上限額は二十万円です。

 助成金は、机や椅子、遊具、楽器、絵本などの備品購入のほか、防音・防犯・防災対策や安全対策に伴なう建築・設備工事などにも充てられます。

 助成を希望する団体は、所定の助成申請書(生命保険協会のホームページ(https://www.seiho.or.jp/activity/social/support/guideline/からダウンロード)に必要事項を記入し、必要書類を添付して、三十日(金)までにウェブ上で申請して下さい。審査の結果は十一月上旬に発表される予定です。

 問い合わせは同事務局(TEL 03―3286―2643)へ。