知里幸恵誕生百二十年と彼女の著書『アイヌ神謡集』の刊行百年を記念する講演会と対談が十日(木)午後六時半から、市民文化会館(七ノ九)大会議室で開かれます。旭川に公立夜間中学校をつくる会(中島啓幸代表)の主催。

 講演会の前、午後二時から「幸恵さんの下校時の通学路を歩く」催しが行われます。参加は無料、雨天決行です。

 参加希望者は、旭川区立女子職業学校跡地(旧・北都中学校、七ノ十六)に時間までに集合し、出発します。旭橋を渡り、川村カ子トアイヌ記念館を通過、知里幸恵さんの居住地跡(現・北門中学校の銀のしずく文学碑前、錦町十五)までのコースの約六㌔。所要時間は約二時間です。

 講演会と対談は「知里幸恵が願ったこと」をテーマに、木原仁美さん[「知里幸恵の銀のしずく記念館」(登別市)館長]と舞香さん(劇団ムカシ玩具)が語ります。

 戸塚美波子さん作「幸恵さんに捧ぐ」の詩の朗読もあります。午後八時半頃、終了の予定です。

 参加費は千円。参加を希望する人は直接会場へ。

 問い合わせは、中島さん(TEL 090―6219―0091、メール pisikan115@gmail.com)へ。