「障害当事者が『同じ場でともに学ぶ教育』について語る。~大阪で、できていること・できていないこと」をテーマにした、第三弾のインクルーシブ教育講演会が、九月九日(土)午後二時から、市民活動交流センター・ココデ(宮前一ノ三)ホールで開かれます。主催は、障害児も地域の普通学級へ・道北ネット(平田永代表)。

 講師は障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議事務局長の西尾元秀さん。西尾さんは一九六六年、福岡生まれの五十七歳。中学二年生・十四歳の時、左膝悪性腫瘍のため左足を切断。大阪の大学に在学中から障害者運動に関わり始め、九四年、全国障害者解放運動連絡会議関西ブロックの専従職員となり、以後、障害者の自立のための運動に携わっています。

 道北ネット事務局長の平田江津子さんは「大阪はインクルーシブ教育の先進地というイメージがありますが、西尾さんご自身は、大阪でどのような意識を持ちながら運動に取り組んでおられるのでしょうか。旭川の地で実践するためのヒントがあるかも知れません。ぜひ一緒に考えてみましょう」と来場を呼びかけています。

 参加費は五百円(学生は無料)。託児はありませんが、子ども連れで気軽にどうぞ。

 問い合わせは、事務局長の平田さん(TEL 080―9619―3708、メール kkhhesfam@yahoo.co.jp)へ。