おかだ紅雪庭(市内五ノ十六)の四季の風景を写した写真コンテストへの作品を募集しています。実行委員会(森田陽子委員長)の主催。

 おかだ紅雪庭(旧岡田邸)は一九三三年、酒蔵「北の誉」当主の自宅として建てられ、紅葉の美しさから別名「紅葉館」と呼ばれました。現在はそばと料理の店として動態保存されています。国の登録有形文化財指定、「旭川の歴史的建物の保存を考える会」の建築賞特別賞、また旭川市景観賞も受賞している貴重な建造物です。

 節目となる十回目を迎えた今回から、これまでの名称「もみじ狩り写真コンテスト」を「四季の写真コンテスト」に改め、紅葉だけでなく、四季折々のおかだ紅雪庭の美しさを収めた写真を募集します。

 応募は十一月九日(木)までに、A4サイズプリント写真(額縁不要)で、直接同店に持ち込む(水曜日定休)か、郵送(〒070―0035 旭川市五条通十六丁目一〇九九番地)してください。未発表で、デジタル加工や合成などがされておらず、昨冬から今秋までに撮影した作品に限ります。応募料は無料。一人三点まで応募できます。

 玄関前庭は自由に撮影できますが、中庭の撮影は事前に同店への連絡が必要です。また、二十九日(日)午前九時から同十一時まで、同店の中庭と店内を開放して撮影会が行われます。

 グランプリには、おかだ紅雪庭の一万二千円コースの食事券が贈られ、作品が同店内に一年間展示されます。そのほか、準グランプリ(五千円コースの食事券)、みみずく賞(いちかわ耳鼻咽喉科・食事券一万円)、グラフ旭川賞(商品券五千円と同誌年間定期購読)、あさひかわ新聞賞(図書カード五千円)などが用意されています。

 受賞作品と応募作品は、十一月十六日(木)から十二月十日(日)まで、同店の応接間に展示されます。

 問い合わせは森田さん(TEL 090―5983―6955、メール hanamizuki228731@gmail.com)へ。