小熊秀雄賞市民実行委員会(橋爪弘敬会長)の第十八期総会が八日(土)午後六時から、ときわ市民ホールで開かれます。
二〇〇七年に小熊秀雄賞の運営を引き継いでから十八回目の総会です。コロナ禍で活動を制限されながら、贈呈式の日程を変更しながら小熊賞の授賞は継続してきました。
総会では第十七期の活動報告、次期の活動計画などの議案を審議します。
総会終了後、久しぶりの「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』講座」を開催します。小熊をテーマに様々な講師が登場する、同会ならではの講演会。三十四回目の講師は、旭川文学資料館の学芸員、沓澤章俊さん。「わたしにとって小熊的とは?」と題して話します。
沓澤さんは一九六四年、旭川生まれ。旭川北高から新潟大学人文学部に進み、様々な職業を経て、二〇〇二年から旭川文学資料館に勤務しています。
旭川地域の文学史に精通した沓澤さんが、小熊の知られざるエピソードを披瀝しながら、“小熊的なるもの”について語ります。
総会の後、六時四十五分から、始まります。参加費は五百円。午後八時に終了する予定です。