ヒロシマ市民が描いた「原爆の絵展」が八月三日(土)から六日(火)まで、アッシュ・アトリウム(一条買物公園)で行われます。原爆の絵をみる会(工藤修代表)の主催。
今年で二十四回目。故・小林岩吉さんが「これを後世に伝えなかったら、死んでも死に切れん」と、被爆直後に目にした恐ろしい光景を描き残した一枚の絵を、NHK広島放送局が放映したのをきっかけに、同じ思いを持つ被爆者たちが描き残した絵が三千枚にもなり、現在、広島平和記念資料館に保存されています。その中の六十枚を借り受け、展示します。
主催者は「家族ぐるみで会場へお越しいただき、絵を描いた人々の願いや魂の声を受け止めてください。そして原爆・核の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、平和の尊さを確認し、平和な社会を皆で守り続けて行きたいと思います」と来場を呼びかけています。
無料。展示は午前十時から午後六時までです。