第四十八回旭川ななかまど文化賞(同協議会主催、井内敏樹会長)の受賞記念イベント「有田翠苑 ペン書道展&谷由紀子 七宝焼展」が、十二日(水)から、市民文化会館(七ノ九)展示室で開かれます。同協議会の主催。

 同賞は旭川市民文化会館の完成(一九七五年二月)を契機に市民有志が創設。受賞者数は個人五十八、団体六十四となっています。

 今回受賞したのは、ペン書道家の有田翠苑(すいえん)さん(83)と、七宝作家の谷由紀子さん(62)。同展では文化芸術分野の垣根を越えた、美麗で伝統的な作品がコラボ展示されます。

 会場には十二~十五日(土)の期間、ペン書道と七宝焼を体験できるコーナーが設置されるほか、十六日(日)の授賞式後には、受賞者による作品説明会(午後三時四十分~)も行われます。

 体験コーナーの時間は、有田さんの「美文字クリニック」が各日午後一時半~五時半、谷さんの「七宝焼の制作体験」が各日午前十時~午後六時。七宝焼の体験は材料費など(千円~)の実費負担があります。

 展示は十六日まで。開場時間は午前十時~午後七時(最終日は午後五時まで)。入場無料。
 問い合わせは同協議会(TEL 25―7331)へ。