旭山動物園(東旭川町倉沼)が四月二十六日から夏期営業がスタート。今月六日までのゴールデンウイーク期間中には、観光客や市民ら約六万人が訪れた。

 同園では、昨秋からカバ館でカバとティラピアの共生展示が始まり、今シーズンはキリンとホロホロチョウを一緒に展示するなど、野生での動物たちの共生を再現。昨年五月に生まれた八頭のエゾタヌキの赤ちゃんが成長し、見ごたえが増したほか、足を骨折して以降、しばらく外に出ていないアムールヒョウの子どもは、今後、状況を見ながら公開されるという。

 施設面では、マヌルネコ舎の増築工事に着手する。現在の飼育舎横にある斜面に囲いを作り、野生のマヌルネコが生息するチベットなど寒い高山帯の岩場をイメージした施設を、二六年春にオープンする予定だ。

 冷たい風が吹き、時おり雨も降る中迎えた、夏期営業の初日。札幌市から家族三人で来ていた赤間理玖くん(4)は「ライオンが好きだけどこわかった。ヘビに触れたのが楽しかった」と笑顔だった。

 開園時間は、午前九時半~午後五時十五分(十月十六日~十一月三日は午後四時半まで、最終入園はともに同四時まで)。(東寛樹)