旭川市を中心に活動する小中学生による太鼓団体「和太鼓 鼓楽ジュニア」に所属する小学生二人が、室蘭市で十月五日(日)に開かれる「第十六回大太鼓一本打ち全国大会」に出場する。

 出場するのは小学六年生で四回目の出場となる五十嵐心響(ひびき)さん(12)と、同じく小学六年生で二回目の出場となる谷龍之介さん(11)。五十嵐さんは、宮城県での全国大会で、過去二回、日本一の受賞歴を持つ。

 大会を目前に控えた十七日夜、鷹栖町内の稽古場で練習中の二人は、大会での演奏予定曲「燦(さん)」を、力強い音と気迫に満ちた掛け声で披露してくれた。太鼓歴四年の二人は、揃って「太鼓を打つのは楽しい」と話す。

 五十嵐さんが「龍之介君に負けないよう、三連覇を目指してがんばります」と意気込みを述べると、谷さんも負けじと「心響君の三連覇を阻止する気持ちでがんばります」と応じた。

 指導者で心響さんの父親でもある五十嵐和貴さん(37)は、「勝負なので、どちらも日本一というわけにはいかないが、うちの団体で一位・二位を決めてくれたら嬉しいですね」と笑って話した。和貴さん自身も、奏者としてこれまでに数々の受賞歴を持つ。

 大会当日まで週三~四回のペースで練習を重ね、ベストの状態に仕上げていく予定だ。(岡本成史)