「旭川原爆被爆者をしのぶ市民の集い」が二十五日、市民文化会館(七ノ九)小ホールで開かれる。四十回目の節目を迎える今年は、二〇二四年にノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会代表委員の田中熙巳さん(94)を迎え、「核のない平和な未来へ~次世代へのメッセージ」と、題した講演が行われる。
同実行委員会の主催。道北の被爆者をしのび追悼する集会。被爆者の思いと願いに耳を傾け、胸に刻む時になることを願って毎年開催している。被爆地の広島、長崎からも「遠く離れた地で、追悼していただき、ありがとうございます」という感謝の言葉が寄せられている。
田中さんの来旭は、同実行委員会代表委員の一人、北村一幸さんが同窓生という縁で実現した。
田中さんは、満州生まれ。長崎中一年生の十三歳の時に、爆心地から三・二㌔の自宅で被爆。親族五人を亡くした。東京理科大一年生の時に、長崎で開催された第二回原水爆禁止世界大会に参加したことが、後に被爆者運動に関わるひとつの切っ掛けになったという。
一九七四年からは宮城県原爆被爆者の会や日本原水爆被害者団体協議会役員を歴任。一七年から同協議会代表委員を務める。「核兵器禁止条約をどう世界に広げるかをいつも考えているから、倒れるわけにはいきません」と、高齢にもかかわらず、精力的に全国各地で講演活動を続けている。
当日は講演のほか、道北の被爆者で亡くなった方の紹介、詩「泥濘(でいねい)」(松本裕利)の朗読、「青い空は」を合唱する。
午後六時開場で、同六時半開演。入場は無料。ロビーでは午後四時からパネルと、資料の展示を行っている。
実行委員会では、スタッフを募っている。問い合わせは、実行委員会事務局の打本さん(TEL 87―2080)まで。
↓↓購読のお申込みはこちら
地域ニュースを月額1,260円で読む
電子版はこちら





